この国は原発事故から何を学んだのか



この国は原発事故から何を学んだのか (幻冬舎ルネッサンス新書 こ-3-2)
9784779060687


著者: 小出 裕章
メーカー・販売: 幻冬舎ルネッサンス
ISBN: 4779060680
定 価: ¥ 880
出版日: 2012/09/11

反原発の京都大学原子炉実験所助教。
====p166より引用
 たとえば、コンビナートの石油精製工場で爆発が起き、周囲の住民がケガをするようなことがあれば、責任者なり担当者が法的な責任を問われます。また、私が研究所から放射性物質を持ち出して誰かを被曝させれば、まず間違いなく逮捕され、処罰されます。
 それなのになぜ、原発事故は「不問に付す」ことになるのでしょうか。何十万、何百万もの人を被曝させた「犯人」たちは、何の罪も問われないまま、いまだに原子力を推進しようとしています。このままでは、原子力ムラは無傷のまま生き延びることでしょう。住民たちに東電が支払う賠償にしても、最終的には国民が負担するという話にすぎません。

— posted by nitobe at 08:34 pm   commentComment [0] 

T: Y: ALL: Online:
ThemeSwitch
  • Basic
Created in 1.0730 sec.
prev
2013.3
next
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
 
strawberry-linux geigercounter Ver.2
Sibasaki, Cyofu City, Tokyo, JAPAN
blogBar