(文庫)天地明察訂正箇所確認#1 「虎口」「L字型」

まづは、当たり障りのない、「虎口」と「L字型」から。

天地明察 虎口 2010/5/6Link
====以下単行本初版P37L8より引用
       ここう
・・・・・城の虎口である。
====以下文庫本(上)初版P42L16より引用
       こぐち
・・・・・城の虎口である。

おお、素直に直したねぇ。

天地明察 L字型 2010/4/26Link
====以下単行本初版P59L17より引用
・・・・・長いL字型の廊下である。
====以下文庫本(上)初版P69L16より引用
・・・・・長い鈎字形の廊下である。

鈎字形」っていったい・・・。角川の編集、校正はやはり壊死しているようだ。「鈎」とやらを見せてほしい。やっぱり「L」ですか?「く」の字ですか?「」である必然性が全く見いだせない。「鈎形」でいいでしょうに。鉛活字の時代は文字数を変えると大変だったけど、きょうびそんな時代でもないでしょう。散々恩恵にあずかっているくせに。・・・・・まあ、ご愛嬌ですか。

次は入力がたくさんあるので後日。

 

— posted by nitobe at 11:36 pm   commentComment [0] 

天地明察単行本撤収か?

天地明察の単行本の最終版を確認しようと書店を確認。

つい先日までは性懲りもなく平積みだったのに文庫が出たとたん様変わりしていた。
5/22上野の蔦某書店、店頭在庫2冊。10版と13版。確率1/2で古本屋状態である。
5/22日本橋室町のタ某書房、店頭在庫なし。ん?何故?逃げ切り成功?
5/22神保町の三省某書店、店頭在庫2冊。8版と12版。ここの12版は私が購入したので、古本屋状態である。
5/23丸の内の丸某本店、店頭在庫1冊。11版。古本屋状態である。
5/24池袋西口東某百貨店内旭某書店、店頭在庫5冊。7版、8版、10版、11版、13版。不良在庫抱えちゃったね。
5/24池袋東口西某百貨店別館LIB某池袋本店、店頭在庫1冊。13版。生き残りがうまい新刊本屋!
5/24池袋東口ジュンク某書店、店頭在庫5冊。11版、12版、13版、13版、13版。微妙な古本屋状態である。
5/26京王府中駅啓文某書店、店頭在庫3冊。4版、11版、11版。けっこう古本屋状態である。
5/28新宿西口ブックファー某、店頭在庫なし。うまく逃げ切ったか?
5/28新宿東口紀伊国某書店、店頭在庫5冊。9版、11版、11版、11版、13版。微妙な古本屋状態である。
5/29桜新町南口蔦某書店、店頭在庫1冊。7版。古本屋状態である。
5/30吉祥寺南口啓文某書店、店頭在庫2冊。7版、13版。確率1/2で、古本屋状態である。
5/30秋葉原昭和通口有隣某ヨド某AKI某店、店頭在庫1冊。12版。比較的良心的。
5/30秋葉原電気街口ブックオ某、店頭在庫1冊。10版。¥1,000-。正真正銘、古本屋である。
6/8 京王調布駅北口真某書店、店頭在庫1冊。13版。
6/8 新宿西口小田某百貨店三省某書店、店頭在庫1冊。12版。
6/9 横浜西口地下有隣某書店、店頭在庫3冊。9版、12版、13版。
6/9 横浜東口そぼう紀伊国某書店、店頭在庫3冊。9版、9版、12版。

以上、バックヤードの在庫は知る由もない。

恐るべし「再販制度Link 」。新刊本屋が古本を新古本を定価で売っている!再販制度は重版が初版と同一内容であることを前提として成り立っているはずだが、版によって内容が違うことがある作家先生の作品に適用可能なのだろうか?こんな状況で再販制度を固持すると、米国なら「金返せ」若しくは「最新版と交換しろ」訴訟もんだよね。日本でよかった。

いづれにしろ、文庫出版に伴い単行本は撤収という図式か?まあ無理もないか。出版社の、可及的速やかになきものとしたい心情は理解できる。小売りの、不良在庫は何とか売り切ってしまいたいという心情も理解できる。

大多数の書店では、文庫本大量投入で単行本在庫整理、一般文学コーナーではなく国内SFコーナーに追いやられ、キワモノ扱いである。本屋大賞受賞といえども、一般文学ではなく、歴史小説でもなく、エンタメでもなく、ミステリーでもなく、所詮ラノベ上がりの似非SF作家という「本屋の評価」なのである。当然書店によって扱いは微妙に変わっているのだが、「一般文学コーナーには無い」ということだけは確実。冲方君がちょっとかわいそうになってきた。

世界の中心でおじさんは応援しているからね。と、小さな声で叫んでみる。


単行本 天地明察 発行日
発行日 備考
平成21年11月30日
乞情報提供
平成22年1月10日 佐藤賢一先生の記述による。
平成22年2月5日
平成22年3月5日
乞情報提供
平成22年4月25日
平成22年4月30日
平成22年5月5日
平成22年5月10日
十一 平成22年5月15日
十二 平成22年5月20日
十三 平成22年5月25日 招差術問題が、「今有如図大小星円十五宿。」となっている。
十四 2012/05/28現在、14版以降の存在を確認できず。乞情報提供

んん。こうしてみると、最後の大増刷を終え、冲方先生は、幾多の誤謬指摘に対して、既に手も足も出ない状況に陥っていたようだ。

WANTED!
第14版以降をお持ちの方は、発行年月日と、招差術問題が十五宿か十四宿かをお知らせください。

 

— posted by nitobe at 09:32 pm   commentComment [0] 

【速報】(文庫)天地明察 上・下


すまん。買っちまった。




やはり、加筆訂正とは言えないレベルの改作

蝕交問題:コミックと同様の変更。奇数偶数の説明もカット。
====以下、文庫「天地明察」上P167L7より引用
今有如図 日月円及方蝕交 方面七分ノ三十寸 方内容月円 問日月蝕ノ分
====
さりげなく「今有図如」を修正しているのもコミックと同様。

招差術問題:コミックは未確認。
====以下、文庫「天地明察」上P275L1-2より引用
今有如図大小星円十四宿。
只云角亢二星周寸相併寸。
又云心尾星周寸相併壱拾八寸。
重云虚危室壁五星周相併四十五寸。
問角星周寸
====
book1


おお、30/7=4.285714286・・・だね。おみごと。

NONALNUM-gq_jg6rjg4Pjg5fjg5zjg7zjg4kwMg-E

と、褒めたが、何のことはない初期値 30/7 増分 3/7 つまり、an = (3n + 27) / 7。ただの等差数列だ。がっかり
an = xn^2 + yn + z と想定した場合、自乗の係数がゼロになっている。一次方程式なんだなただの。
したがって、この問題は条件過剰。
『今有如図大小星円十四宿。只云角亢二星周寸相併九寸。又云房心尾星周寸相併壱拾八寸。問角星周寸』で充分。

賢いなぁWolframLink

詳細は「(文庫)天地明察訂正箇所確認#5 「招差術」Link 」で。

とりあえず、笑わかしてもらったのは、上巻巻末の
====以下引用
本書は、二〇〇九年十一月小社刊の単行本を、
上下巻に分冊して文庫化したものです。
文庫化にあたり、加筆修正を行っております。

本書は史実をもとにしたフィクションです
尚、主要参考文献は『天地明察 下』の巻末に
掲載されております。
                (編集部)
====以上引用
アナログハイパーリンクだ! んで、下巻に、単行本と同様の参考文献の記述がある。佐藤賢一先生とは和解したのかしらん? やるなぁ、角川。



他にも改竄がざくざくあるぞ!詳細は追って。

 

— posted by nitobe at 09:56 pm   commentComment [0] 

時の碑



「THE CHRONOLITHS」である。

 

— posted by nitobe at 11:37 pm   commentComment [0] 

連環宇宙



「VORTEX(渦巻き)」なのである。

 

— posted by nitobe at 07:42 pm   commentComment [0] 

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