天地明察(3) (アフタヌーンKC)
著者: 槇 えびし
ISBN: 4063878368
出版: 講談社
価格: ¥ 600
出版日:2012-08-23
ざっと見て気が付いたこと あんまり真面目に見てないけどね。
1.初日の天測地が、戸塚になっている。それでも日本橋を起点とすると12里。48Km。がんばるう。
マラソンの距離に毛が生えた位だから、歩けないことはないだろう。象限儀引きずって。ご苦労さん。
2.北極出地度は原作そのままの様だ。小田原でも戸塚でも、数値に全く意味はないということだ。
3.間縄、一尺鎖、彎窠羅針、いずれも確認できない。さすがにヤバいと思ったか?
梵天、小象限儀は出てくるね。まっ、あってもいいけど。
4.割円(八線)対数表は見当たらない。使い道ないもんね。
5.伊能忠敬の師である間重富が「霊台儀象志(南懐仁等撰、1674)」などを参考にして作らせた象限儀登場。
大がどこかへ飛んで行った。大象限儀なのか?中象限儀なのか?
ご丁寧に、対角斜線副尺のクローズアップまで描かれている。墓穴を掘ったね。
どうやって秒まで読み取るのかご教示願いたい。
この象限儀は周天360度60分仕様だ。あたりまえだ間重富仕様だもの。
梅小路のくだりで360度100分100秒表現をやらかしてくれるとおもろいなぁ。
6.熱田から赤間関までのルート
単行本天地明察 コミック天地明察
熱田 熱田
桑名
山田 亀山 伊勢
都(京都)
大阪
舞子浜 舞子浜
岩屋 岩屋
福良 福良
鳴門
撫養 撫養
室戸
高地 どこだそりゃぁ(高知)
川之江
丸亀
塩飽の小島 児島
倉敷
広島
三田尻(防府)
山口
萩を目指す? 萩
赤間関(下関) 赤間関(下関)
何故、萩を通る? この後、山陰道を通るんだが・・・?女でも囲っているのか?
7.犬若岬、ばっさりカット。犬吠崎で「地球は丸い」とも思わなくなった。北極出地度も提示せず。
招差術問題までたどり着かなかった。伊能忠敬のパクリの手が込んできた。が、間抜け。
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