SheevaPlug に Strawberry-linux のガイガーカウンタ を繋いでみた。usbrh-0.05 を改変してコンパイル。mrtg の設定をして・・・。なんちゃって私設簡易放射線量モニタリングポスト のできあがり。
当初、GM管のパルスを横取りしてワンショットマルチバイブレータでスタートビットだけを生成したRS232C信号をファイルにリダイレクトして云々・・などと考えていたが、ハード改造を伴わないソフトのみの安易な方式と相成った。なまけもの・・・根性なし・・・俺。堕落しきったハード屋だ。
Strawberry-linux のガイガーカウンタのGM管は裸のままだ。本来、アルミニウムでα・β線の遮蔽を行うべきだが、放射線全般のモニタリングを行いたいので、これでいいのである。東京での空間線量測定はどのみちバックグラウンドであり、素性のわからない放射線に137Cs換算を施すのはナンセンスである。検出した放射線が、福島原発、宇宙、バナナ 、昆布、やさしお 、地面から湧き出すラドン、トレーサを注入された病人・・・等々何に由来する放射線か識別できない以上、相対値の時間経過をモニタするのが関の山である。故に表示単位はμSv/hではなく、CPMである。放射線量を低く見積もりたいお上に迎合する気はさらさらない。
・・・と偉そうなことを言っているが、単にズボラなだけである。
注:バックグラウンドを上回る放射能汚染地域の統一された計測方式による絶対値管理は有意義である。
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