もう新薬は生まれない

「ねこの森には帰れない」by谷山浩子　ようつべ
全然似てない。
　
「医薬品クライシス」—78兆円市場の激震—

佐藤健太郎　著　新潮新書348
2010/01/16
ISBN:978-4-10-610348-3
　
おお　おお　どえりゃあことになってますなぁ。他人事とは思えませんねぇ。ＩＴ業界も似たようなもんですわ。医療も崩壊寸前との事ですし。自動車業界もあんなですし。１ドル５９円になるそうですし。
　
こりゃ、私の目の黒いうちに一大カタストロフィ・ショウが拝めるやもしれませんなぁ。
　
一章　薬の効果は奇跡に近い
二章　創薬というギャンブル
三章　全ての医薬は欠陥品である
四章　常識の通用しない七十八兆円市場
五章　迫り来る二〇一〇年問題
六章　製薬会社の終わらない使命
　
「一つ一つのリスクを丹念に避けることが、回り回って全体の利益を損なってしまう。こうした現象は、製薬業界に限らず現在あちこちで起こっていることではないのだろうか。」P168L8-10
　

---

「世界は分けてもわからない」

福岡伸一　著　講談社現代新書
2009/07/20
ISBN:978-4-06-288000-8
　
んん。深い。
　
プロローグ　パドヴァ、2002年6月
第1章　ランゲルハンス島、1869年2月
第2章　ヴェネツィア、2002年6月
第3章　相模原、2008年6月
第4章　ES細胞とガン細胞
第5章　トランス・プランテーション
第6章　細胞のなかの墓場
第7章　脳のなかの古い水路
第8章　ニューヨーク州イサカ、1980年1月
第9章　細胞の指紋を求めて
第10章　スペクターの神業
第11章　天空の城に建築学のルールはいらない
第12章　治すすべのない病
エピローグ　かすみゆく星座

---