Title
都林泉名勝圖會

　Book
都林泉名勝圖會卷之一

　Subtitle
雲林院
　Description
　　　　　〔もとじゅんわてい４〕
[紫野にあり]原淳和帝の離宮なり天長九年紫野に御幸し給ひ陪從文
人に命じて詩を作らしめ御製の和を賜ふ其後雲林亭と號して時々こ
ゝに幸ある[類聚國史]承和十一年八月仁明帝も亦幸ありて宴を群臣
に賜ふ其後雲林院を同帝の皇子常康親王に給ふて殿宅となす・・・
【以下略】

　Figure　0014-0015
雲林院　花見
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　Description
「名寄」
　　　　　　　　　　　　　　　西行
これやきく雲の林の寺ならん花を尋るこゝろやすめん

【以下略】

　Book
都林泉名勝圖會卷之二

　Subtitle
糺納凉
　Description
はみな月十九日より晦日に至るまで下鴨社頭御手洗川のほとり神の
杜の木陰に茶店を設けて遊宴して炎暑を避るなり
【中略】
「山家」
　　　　　　　　　　　　　　　西行法師
月のすむみおや河原に霜千鳥とをたつ聲聞ゆなり

　Book
都林泉名勝圖會卷之三

【無し】

　Book
都林泉名勝圖會卷之四

　Subtitle
高尾山神護寺
　Description
の林泉は洛北の名境他邦に比類なし寺前に清瀧川いさぎよく流て飛
橋をわたす
【中略】
「夫木」
　　　　　　　　　　　　　　　西行法師
高尾寺あはれ成けるつとめ哉やすらひ花と鼓うつなり

　Book
都林泉名勝圖會卷之五

【無し】

　End

　底本の親本：：
　　書名：　　都林泉名勝圖會
　　發行：　　寛政十一年
　　著者：　　秋里籬島
　　畫　：　　佐久間草偃　他

　底本：：
　　書名：　　日本圖會全集二期三卷
　　　　　　　都林泉名勝圖會
　　発行日：　昭和三年十二月十日
　　発行所：　日本随筆大成刊行會

　入力：：
　　入力者：　新渡戸　広明(nitobe@saigyo.net)
　　入力機：　SHARP Zaurus MI-E21
　　編集機：　IBM ThinkPad X31 2672-CBJ
　　入力日：　2006年06月01日

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