松島西行戻の松公園 写真情報
撮影日: 2005/08/23
撮影場所: 宮城県松島町松島字犬田地内
撮影者: 新渡戸 広明
撮影者: 新渡戸 由佳
撮影機: FUJIFILM Q1 DIGITAL 4.0 Ir
001 「松島西行戻の松公園 碑」
002 「松島西行戻の松」
003 「説明板」
松島西行戻しの松
歌人西行(1118〜1190)がこの地にて「月にそふ桂男のかよひ来てすす
きはらむは誰が子なるらん」と一首を詠じて悦に酔っていると、山王権現の化身
である鎌を持った一人の童子がその歌を聞いて「雨もふり霞もかかり霧も降りて
はらむすすきは誰れが子なるらん」と詠んだ。西行は驚いてそなたは何の業をし
ているのか聞くと「冬萌きて夏枯れ草」を刈って業としていると答えた。西行は
その意味が分からなかった。童子は才人が多い霊場松島を訪れると恥をさらすと
さとしたので、西行は恐れてこの地を去ったという伝説があり、一帯を西行戻
しの松という。西行に関するこのような伝説は各地にあり、古くから語り継がれ
ている。(*桂男=美男子 *業=仕事 *冬萌きて夏枯れ草=麦)
平成17年6月 松島町教育委員会
素材集
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