三田 誠広 著 株式会社 河出書房新社
2010/01/30
ISBN:978-4-309-01958-1
阿修羅のごとくひたすら疾走を続けてきた——。
激動の平安末期を生きた僧侶・西行と平家・源氏たちの諸行無常。
出家後の西行の歩んだ道を大胆な解釈と宗教観をおりまぜて展開する西行の生涯。
渾身の書き下ろし!
——第一章——
すべてのものはうつろひゆく
諸行無常
——第二章——
うまれほろびるはさだめなり
是生滅法
——第三章——
ほろびにほろびてそのはてに
生滅滅已
——第四章——
しずけさをたのしみとなさん
寂滅為楽
これ
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